成長ホルモン療法ってどのような効果があるのですか?
成長ホルモン療法を開始すると、成長ホルモン分泌不全性低身長症のほとんどの子どもで成長が促進されます。治療前に年間3~4cm1)だった伸びが、治療開始後の最初の1年間では平均8cmほどの伸びを示します2)。この成長促進効果は2年目以降に年々弱まる傾向にありますが、根気よく続けることにより、少しずつ正常範囲の身長に近づけることができます。ですから、成長への効果についてはあせらずに、ゆっくりと待つ心構えが大切です。
また、最終身長は平均身長にまで達することもありますが、そこにまで達しない場合も多々あります。その点は、ひとりひとり状況が違うので、指定医との長いつき合いの中で自分に合った目標がはっきりしてくるはずです。
1)成長科学協会:「身長基準・成長速度基準(男女)」https://www.fgs.or.jp/pdf/01_hormone_business_promotion/01_pediatric_hormone/02_ghd/003_ghd_criteria.pdf 2025年2月参照
2)大山 建司:産科と婦人科 62(1), 20, 1995
成長ホルモン療法の効果とは? |