子どもはどうやって成長するの?

運動と成長

子どもはどうやって成長するの?

運動と成長

遊びや運動を適度に行いましょう

小学生から中学生にかけての成長期に適度な運動を行うことは身体の発達にとても大切です。
近年、子どもの運動時間は減少傾向にあり、小・中学生の運動能力も20年前に比べ低下しています。この背景には就学前の遊びの経験が少ないことも原因の1つと考えられています。
幼児期の遊びを通して新しい動作を習得し、小学生のころに手足や体全体を動かすことによって、バランス能力や体を上手に動かす能力を高め、小学校高学年から中学生にかけてスポーツや部活動などで心肺機能や筋力を高めていくことが必要です。
また、遊びや運動をすることでお腹がすいて食欲が高まり、適度に疲れて就寝時刻が早まれば、規則正しい生活習慣が身につくことにもなります。
テレビやゲーム、インターネットといった室内の遊びではなく、屋外での遊びや運動にうまく誘導してあげることが大切です。

1週間の運動時間 1週間の運動時間目的:日本における児童生徒の健康状態を、生活習慣とそのリスクファクター・視力低下・ライフスタイル・メンタルヘルス・アレルギー疾患を中心として調査し、現状を分析することにより、健康教育、保健管理、保健行政などに資することを目的として実施。方法:各年度、小学校、中学校、高等学校のサーベイランス協力校に調査書類を送付し、「ライフスタイル」に関するアンケート調査について、原則として平日の状態につき記入された回答を分析に用いた。

公益財団法人日本学校保健会: 平成14年度 児童生徒の健康状態サーベイランス事業報告書: 70, 2004より作成 公益財団法人日本学校保健会: 平成18年度 児童生徒の健康状態サーベイランス事業報告書: 54, 2008より作成 公益財団法人日本学校保健会: 平成22年度 児童生徒の健康状態サーベイランス事業報告書: 53, 2012より作成 公益財団法人日本学校保健会: 平成26年度 児童生徒の健康状態サーベイランス事業報告書: 70, 2016より作成 公益財団法人日本学校保健会: 平成30年度・令和元年度 児童生徒の健康状態サーベイランス事業報告書: 73, 2020より作成

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